この記事で分かること
- ブックマーク、表計算、メモ、リンク管理ツールの使い分け
- よく使うURLだけを探しやすく整理する手順
- リンクボード+の現在の機能、保存方式、利用時の注意点
01 / MANY ENTRANCES
Webサービスが増えると
「入口」も増える
仕事では、Webメール、カレンダー、クラウドストレージ、勤怠管理、経費精算、社内システム、オンライン会議、AIサービス、取引先専用ページなど、複数のWebサービスを使うことがあります。
サービスが多いこと自体が問題とは限りません。困るのは、入口がブックマーク、メール、チャット、Excel、ブラウザ履歴へ分散し、必要なページをどこから開けばよいか分からない状態になることです。
02 / OPTIONS
よくあるURL管理方法
ブラウザのブックマーク
最も手軽です。普段使うブラウザだけで完結し、フォルダ管理で困っていなければ十分便利です。
ブックマークバー
特によく使うページをすぐ開けます。登録数が少ないときは、見つけやすく操作も単純です。
Excel・スプレッドシート
URLに担当者、用途、注意書きなどを付けたい場合に便利です。共有方法も選べます。
メモ・リンク管理ツール
説明を自由に残すならメモ、用途別に見やすく並べたいなら専用ツールも選択肢になります。
どれかひとつが正解ではありません。今の方法で迷わず開けるなら、別のツールへ移す必要はありません。
03 / BOOKMARKS
ブックマークで
十分な場合
- 登録するWebサイトが少ない
- 普段使うブラウザが決まっている
- ブックマークバーやフォルダですぐ見つかる
- ブラウザ標準の同期機能で足りている
このような場合は、ブラウザのブックマークを使い続ける方が簡単です。新しい管理方法には、登録し直す手間や使い方を覚える負担もあります。
04 / TOO MANY
ブックマークだけでは
管理しにくくなるケース
登録が増えると、フォルダが何階層にもなり、どこへ保存したか分からなくなることがあります。ページ名だけでは用途が分からない、古いリンクや重複リンクが残る、といった状態も起こります。
今の方法で困っていない
ブックマークバーやフォルダをそのまま使います。不要なリンクを定期的に削除するだけでも十分です。
入口をもっと単純にしたい
毎日・毎週使うリンクだけを選び、用途別に1画面へ並べる方法を検討できます。
05 / ONE PLACE
よく使うリンクだけを
1か所にまとめる
すべてのブックマークを移すのではなく、仕事の入口になるページだけを用途別にまとめます。例えば「毎日使う」にメール・勤怠・カレンダー、「書類」にクラウドストレージ・申請ページ、「Web管理」にサイト管理画面・アクセス解析を並べます。
重要なのは、何でも登録しないことです。毎日使う、毎週使う、探し直すことが多いページを中心にします。一度しか使わないページまで増やすと、別の場所でも探しにくくなります。
06 / LINKBOARD
Mossan Storeの
「リンクボード+」
Mossan Storeでは、よく使うWebページへのリンクをカテゴリごとに並べられるWebアプリ「リンクボード+」を公開しています。Mossan Storeのアプリ一覧では「リンクボード」と掲載されていますが、アプリ上の名称は「Linkboard Plus」です。
データはサーバーへ送信せず、利用しているブラウザのlocalStorageへ保存します。ログインやユーザー登録は不要です。同じ端末でもブラウザが違えば別データになり、別端末へ自動同期されません。
コード上で確認できた機能
- リンク名、URL、説明の登録
- カテゴリの追加、名称・アイコンの編集、削除
- リンクの編集と削除
- お気に入りの設定
- カテゴリ内でのドラッグ&ドロップ、上下ボタンによる並び替え
- リンクカードのボタンから別タブで開く
- 全データのJSON保存と、JSONからの復元
- 全データ削除と初期サンプルへのリセット
- スマートフォン幅でカテゴリ選択と1列表示へ切り替わるレスポンシブ対応
07 / HOW TO USE
リンクボード+の
使い方
- 01
リンクボード+を開く
ログインせずにブラウザから利用できます。初回はサンプルのカテゴリとリンクが表示されます。
- 02
用途に合うカテゴリを用意する
「毎日使う」「書類」「Web管理」など、探すときに迷いにくい名前でカテゴリを追加します。
- 03
リンク名とURLを登録する
「リンク追加」から、名称、カテゴリ、URL、必要なら短い説明を入力します。httpまたはhttpsで始まるURLを登録できます。
- 04
見やすい順番へ移動する
同じカテゴリのカードをドラッグするか、上下ボタンを使って、よく使うものを見つけやすい位置へ移動します。
- 05
JSONバックアップを保存する
「バックアップ」からJSONを保存します。別端末へ移すときは、そのファイルを読み込んで現在のデータと置き換えます。
08 / USE CASES
こんな使い方ができます
仕事開始用の入口
メール、カレンダー、勤怠、社内ポータルなど、朝に開くページをまとめます。
Web担当者の管理画面
サイト管理、アクセス解析、検索管理、サーバー、ドメイン関連の入口を整理します。
小規模事業の業務ページ
Webメール、書類、請求、予約、ホームページ、SNS管理などを用途別に分けます。
個人で見るページ
ニュース、学校関連、趣味、手続きページなど、自分が使う端末内のリンク整理にも利用できます。
09 / COMPARE
ブックマークとリンクボード、
どちらを使えばいい?
| 比較項目 | ブラウザのブックマーク | リンクボード+ |
|---|---|---|
| 始めやすさ | ブラウザですぐ登録できる | ログインせずブラウザで利用できる |
| 少数リンク | 十分管理しやすい | 利用できるが、導入が大げさな場合もある |
| 見せ方 | バーやフォルダ | カテゴリごとのカード一覧 |
| 説明 | 主に名称 | リンク名に加えて短い説明を登録可能 |
| 並び替え | ブラウザ機能による | 同一カテゴリ内でドラッグ操作 |
| 保存・同期 | ブラウザの設定やアカウントによる | このブラウザ内に保存。自動同期なし |
| バックアップ | ブラウザによる | JSON保存・復元に対応 |
| 検索 | ブラウザによる | 現在の画面にはなし |
ブックマークで困っていないなら、そのままでよい。カテゴリと説明を付けたカード型の入口が欲しく、同じブラウザ内で管理したい場合にリンクボード+が選択肢になります。
10 / DATA & SECURITY
データ保存と
パスワードの注意点
登録リンクはこのブラウザ内へ保存される
リンク名、説明、URL、カテゴリなどはlocalStorageへ保存され、リンクボードのサーバーには送信されません。ブラウザデータを削除した場合や、保存領域を利用できない設定では、データが消えたり保存できなかったりする可能性があります。
複数端末へ自動同期されない
別のPC、スマートフォン、ブラウザには自動で表示されません。データを移す場合は、元のブラウザでJSONを保存し、移行先で読み込みます。同じ端末・ブラウザを使える人は登録内容を閲覧できるため、共有端末での利用にも注意が必要です。
パスワード管理ツールではない
保存できるのはリンク名、URL、説明などです。Webサービスのログインパスワードを登録する入力欄はありません。ログインページへのURLは登録しても、認証情報はブラウザや専用パスワードマネージャーなど、用途に合う方法で別に管理してください。
11 / ORGANIZE
リンクを整理するときの
おすすめ手順
- 01
毎日・毎週使うサイトを書き出す
履歴やブックマークから、繰り返し使う入口だけを集めます。
- 02
本当に必要なものだけ選ぶ
一度しか使わないページ、古いページ、重複リンクを外します。
- 03
用途ごとに整理する
細かく分けすぎず、「毎日」「書類」「Web管理」など迷いにくい単位にします。
- 04
分かりやすい名前を付ける
サービス名だけで分からなければ、「経費申請」「予約確認」のように用途を含めます。
- 05
使わないものを定期的に削除する
登録を増やし続けず、役目を終えたリンクを外します。
- 06
入口を1か所にする
ブックマークバー、リンク集、社内ポータルなど、始点を決めます。
12 / START HERE
よく使うWebサイトへの
「入口」を1つにする
Webサービスが増えること自体は悪くありません。困るのは、どこから開けばよいか分からず、毎回探し直す状態です。
まずはブックマークバーを整理し、毎日使う数個だけを並べてみてください。それでも用途別のカード表示が欲しい場合には、リンクボード+のような専用リンク集を検討できます。
一般的な業務改善ツールの選び方は、業務を効率化したいときの改善方法の見つけ方でも整理しています。また、「何を使えばよいか決まっていない」場合は、小さな会社のIT相談先を考える記事も参考にしてください。
Mossan Storeでは、リンクボード+以外にも、日々の小さな作業を補助するWebアプリを公開しています。