問い合わせまでの流れを3段階で確認
- そもそもホームページを見られているか
- サービス内容と信頼材料が伝わっているか
- 問い合わせまで迷わず進めるか
01 / NOT SEEN
原因① そもそも
ホームページを見られていない
アクセスがほとんどなければ、問い合わせが来ないのは自然です。最初に確認したいのは、デザインではなく「どれくらい見られているか」です。
アクセス解析
Google Analyticsなどを使い、訪問があるか、どのページが見られているかを確認します。
検索からの表示
Google Search Consoleで、検索結果への表示回数やクリックを確認します。
検索結果の見え方
ページタイトルや説明文から、何のページなのか伝わるかを確認します。
サイトへの入口
SNS、Googleビジネスプロフィール、名刺などからサイトへ移動できるかを確認します。
検索順位だけでなく、検索キーワードを見る
Search Consoleでは、どんな検索キーワードで表示されたか、表示回数、クリック数、平均掲載順位などを確認できます。専門的な設定を覚える前に、まず検索から人が来ているかを把握しましょう。
会社名では表示されていても、「地域+サービス名」や「サービス名+相談」では見つけられていないことがあります。順位だけでなく、その検索が自分の仕事につながる内容かを見ることが重要です。
02 / NOT UNDERSTOOD
原因②〜④ 見られているが
内容や信頼が伝わっていない
何をしている会社なのか、すぐ分からない
最初の画面で「何を提供しているか」「誰向けか」「どんな悩みに対応できるか」が分からなければ、訪問者は自分に関係があるサイトか判断できません。
会社名だけを大きく見せたり、「未来を創造します」のような抽象的な言葉だけを置いたりすると、初めて訪れた人には仕事内容が伝わりにくい場合があります。
サービス内容が具体的ではない
「ITサポートを行っています」だけでは、何を頼めるのか分かりません。サービスページでは、何をするのか、誰向けか、どんな困りごとに対応できるか、依頼するとどうなるかを具体的に説明します。
専門用語の一覧より、「古いホームページをスマートフォンで見やすくしたい」のように、利用者の困りごとから説明する方が伝わりやすくなります。
実績・事例などの信頼材料がない
初めて訪れた人は、本当に頼んでよい相手かを判断します。制作事例、改善事例、実際に作ったもの、利用場面、Before/After、お客様の声などが判断材料になります。
実績が少なくても、架空の事例や口コミを作ってはいけません。自社で制作したもの、デモ、取り組みの過程、得意な対応を具体的に紹介する方法があります。
03 / NOT CONVERTING
原因⑤〜⑧ 興味は持たれているが
問い合わせにつながらない
問い合わせする理由が分からない
CTAとは、問い合わせなど次の行動を案内する部分です。「お問い合わせ」とだけ書くより、相談できる内容を具体的にした方が、利用者は自分が連絡してよいか判断しやすくなります。
- 今のサイトを部分的に改善できるか相談したい
- スマートフォン表示だけ直したい
- 問い合わせまでの流れを見直したい
- 新しいサービスページを追加したい
- 自分で更新しやすくしたい
問い合わせまでの導線が分かりにくい
問い合わせボタンが見つからない、ページ最下部にしかない、フォーム項目が多い、電話しか選べない、ボタンの意味が分からないといった状態では、途中で諦められる可能性があります。
すべての場所にフォームを増やす必要はありません。サービスを理解し、相談を考えるタイミングで、次に何をすればよいか分かることが大切です。
スマートフォンで見にくい
文字が小さい、横にはみ出す、ボタンが押しにくい、メニューや表が分かりにくい、入力しにくいといった問題がないか、実際の端末で確認します。
ページの表示が遅い
大きすぎる画像や不要な処理は、表示速度へ影響する場合があります。ただし、速度だけを改善すれば問い合わせが増えるわけではありません。利用しやすさや検索評価に関わる一要素として確認します。
04 / MISSING INFORMATION
原因⑨ SEO以前に
必要なページが存在しない
例えばホームページ制作会社なのに、トップページに「ホームページ制作」と一言あるだけで専用ページがなければ、検索エンジンにも利用者にもサービスを十分説明できません。
必要に応じて、各サービスの専用ページ、料金や依頼方法、よくある質問、事例、関連記事を整えます。ただし、中身の薄いページを数だけ増やしても、利用者の判断には役立ちません。
Mossan Storeでも、Webサイト制作・改善の専用ページ、参考料金、よくある質問を役割ごとに分けています。
ブログもアクセス数だけを目的にしない
一般的な雑学記事を大量に作るより、「問い合わせが来ない」「制作費用が分からない」「自分で更新したい」「スマホ対応したい」といった、実際の相談につながる悩みに答える記事を作る方が、サービスとの関係を伝えやすくなります。
アクセス数が増えても、サービスに関心がない人ばかりなら問い合わせにはつながりにくいため、誰のどんな疑問に答える記事なのかを先に決めます。
05 / CHECKLIST
問い合わせが来ないときの
チェックリスト
- サイトへのアクセス数を把握している
- Google検索でどんな言葉から表示されているか分かる
- トップページを見て何の会社かすぐ分かる
- サービス内容が具体的に説明されている
- 制作事例、実績、取り組みが掲載されている
- 何を問い合わせできるか分かる
- 問い合わせボタンが見つけやすい
- スマートフォンでも見やすく操作しやすい
- 表示速度に大きな問題がない
- 主要サービスの専用ページがある
確認できない項目が多い場合は、ホームページを改善できる部分がないか確認してみる価値があります。点数だけで良し悪しを決めるものではありません。
06 / IMPROVEMENT FLOW
ホームページを改善する順番
- 01
アクセスされているか確認
問い合わせの前段階となる訪問があるか、現在の数字を確認します。
- 02
検索・流入の内容を確認
どんな検索キーワード、SNS、外部ページから来ているかを見ます。
- 03
サービス内容が伝わるか確認
初めて見た人が、対象と依頼内容を理解できるか確認します。
- 04
信頼材料があるか確認
事例、実績、取り組み、料金、よくある質問などを見直します。
- 05
問い合わせ導線を確認
相談できる内容と、次の行動が分かるかを確認します。
- 06
必要な箇所だけ改善
影響がありそうなページや文章、導線から優先して直します。
- 07
改善後の数字を再確認
アクセスや問い合わせの変化を確認し、次の改善を考えます。
07 / PARTIAL IMPROVEMENT
「問い合わせが来ない」からといって
全面リニューアルが必要とは限らない
タイトルや文章の変更、サービスページの追加、CTAやフォームの改善、実績の追加、スマートフォン表示の修正、内部リンクの追加だけで、問題を減らせる可能性もあります。
一方、古くてスマートフォン対応が難しい、更新できない、サイト構造そのものに問題がある、提供サービスが大きく変わった場合は、リニューアルを比較することがあります。
作り直すかどうかを先に決めず、現在のサイトで活かせる部分と、変える必要がある部分を分けることが大切です。